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究極のエネルギー;燃料電池 [テクノロジー]

中国は戦術的財政支援策でエネルギー部門で目の覚める様な発展を遂げている。

現代の注目の三大柱、即ち、1)電気自動車の製造 2)太陽光、風力発電技術 3)蓄電池技術の3部門で欧米、日本、韓国を抜き去ってしまった。

次のターゲットは究極のエネルギー、燃料電池の拡大事業。

広東省雲浮市に大々的産業パークを立ち上げ関連企業を集めて、集中的に燃料電池の開発に注力している。

水素と酸素の合体で生じるエネルギーを電気に変えて電気自動車を走らせる燃料電池。

後に残るのは、水だけ。

クリーン エネルギーの切り札と言える。

脱炭素化の世界の風潮に合致し、交通部門から炭素を追い出す夢の展開。

既に、雲浮市のバス、トラックの多くが燃料電池で走り出した。

競争相手が"通常”蓄電池。

技術は日々向上して、益々小型化し、重量当たりの蓄電、発電量は見る間に伸びて、コスト競争力は大分先を走る。

従い、当面、小型乗用車の電池としては少々分が悪い。

しかし、大型バスやトラック、それに、船舶用、列車用の電池としては勝ち目がある。

ハワイのホノルル空港の送迎バスに燃料電池が採用される世の中である。


バイロン
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