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国際税務にズーム イン [経済]

イートレイドの敷衍、約30年続いた国際的企業減税の風潮。

国境を越えた取引きの膨張、巨大国際企業の利益の極大化。

特に巨大IT産業、通信産業の収益性の爆発的伸張。

先週IMFは新規に、国際税務の徹底見直しを提唱。

現状、”先進国”に比べ、非OECD諸国は、新旧の巨大国際企業に課税するすべを知らず、自国内で挙げられた利益をそっくり海外に持ち出され”正当に”課税していない。

その”不当利益(脱税)”は、年間2000億ドル、総GDPの1.3%にも及ぶ。

これまでの国際税務の課税基本が、”目に見える”設備、”目に見えるカネの動き”をベイスにしているが、時代遅れの原則だ。

電波を使い、”目に見えぬ”手法で利益を移動させる現代では抜本的なアプローチの改革が必要だ
とする。

このままでは、持たざる国(あるいは、頭の悪い国)は対抗策無く、経済力を吸い取られ続ける。

バイロン


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