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メイジャーオイルの雄シェル 電気会社へ変身 [経済]

ヒューストンのCERAセミナーでメイジャーオイルの雄、シェルのガス&新エネ担当役員ウェツラー氏は下記講演した。

・国際的環境保全の要請は加速する。

・従来型の原油ガス掘削ー販売型石油会社は環境規制により不自由な操業となる。

・一方、世界の”電力化”の勢いは止められない。
 シェルは電力会社へと一部転身を決定した。

 現在.全世界でのシェルのオペレイションはー
 1)原油生産が65%、2)天然ガス生産が25%、3)化学品(その他)が10%の比率だが、
 この比率を2030年までに、新たに発電(配給電事業含め)30%、原油生産30%、天然ガス生産30% と、(化学品はそのまま10%)と変化させる。

・既に、発電技術に関しては十分な知識あり、給配電事業に関しては関連の技術会社の買収を始め  た。地域発電および蓄電の為の電池事業、電気自動車への給電設備等にも乗り出す。

・従来型の電気会社は”役立たず”だ。古い流れで固定的操業しかできぬ原発など無駄を多く抱え込ん でいる。
 中央集権的、権力集中型のビジネスモデルに凝り固まっている。
 しかし、新エネ発電技術の飛躍的拡大、電量消費に関する情報の共有と有効消費により。電気はよ り個別の独立単位の流動的消費となる。シェルはこの変化に応じる力がある。

・今年から年度新規投資計画に始めて”電気事業への配分を行う。
 効果を見つつ、継続投資とする。


シェルが動いた。世の中は変わる。

バイロン



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