EUの混乱 [連載ー英国EU離脱交渉]
本日ブラッセルでEU27カ国サミット会議。
英国メイ首相の依頼である離脱時期を今月末から6月30日に延期する案を討議する。
現地よりの報道では首脳側に一切のコンセンサスが見えない。
ドイツのメルケル首相は、"濃霧の中の運転”しか手がないと発言。
先が見えないから、取りあえず視界の許す範囲だけ進もうとの提言。
他方、メイと英国議会への信任は"ゼロ"であり、これ以上、英国の政治的病理と付き合うと、EU内部に飛び火する危険があるので、この際英国を切り捨て、EU組織の防衛に向かうべきだとの強硬意見も報じられる。
実務的問題として、本日のサミットで何が決まろうとも、各メンバー国では個別に批准行為が必要でその準備期間が必要。
従い"短期間"の離脱延期はやむなし、とする向きもある。
もう一つの実務上の問題点が5月の欧州議会選挙(本欄で既報)。
さながら五里霧中の離脱狂想曲。
バイロン
英国メイ首相の依頼である離脱時期を今月末から6月30日に延期する案を討議する。
現地よりの報道では首脳側に一切のコンセンサスが見えない。
ドイツのメルケル首相は、"濃霧の中の運転”しか手がないと発言。
先が見えないから、取りあえず視界の許す範囲だけ進もうとの提言。
他方、メイと英国議会への信任は"ゼロ"であり、これ以上、英国の政治的病理と付き合うと、EU内部に飛び火する危険があるので、この際英国を切り捨て、EU組織の防衛に向かうべきだとの強硬意見も報じられる。
実務的問題として、本日のサミットで何が決まろうとも、各メンバー国では個別に批准行為が必要でその準備期間が必要。
従い"短期間"の離脱延期はやむなし、とする向きもある。
もう一つの実務上の問題点が5月の欧州議会選挙(本欄で既報)。
さながら五里霧中の離脱狂想曲。
バイロン
2019-03-21 10:18
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