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議会政治の真髄? [連載ー英国EU離脱交渉]

切羽詰まった英国メイ首相。

国民投票に沿って2年前政権を託された。

EUからの離脱が党是である。

ここ数週間の英国議会、なるほどパーラメント(仏語パルレ、話す、が語源)の本領発揮で”自由闊達”な議論には驚かされれる。

筆者が50年前に始めて英国駐在した際、議会で、カジノでのルーレットの当たりにいくらの勝ち金を支払うべきか、その”支払率”につき長々と論議されており、議会とはここまで話題にするのかと驚いた。

伝統は消えていない。

昨夜の議会。

メイ首相の離脱案につき、その他の選択枝が無いのか、議会が挙げて(cross-partyー超党派的に)検討する動議に賛成の議決を行った。

これから数日、種々の”プラン B"につき動議が出され検討される。

一方、時間とEUは待ってくれない。

昨夜の英国議会決議に対し、EU委員会は改めて;

・今週中に英国議会が離脱に関し決定的決断を行わない場合、4月の12日に”離脱しなけらばならな い”、と現在のEU立場を再強調し、

・何らの合意無しに英国が離脱する可能性が高まったと警告を発した。


バイロン
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