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家賃破産とCVA [欧州]

ロンドンのチェインストアー大手が次々と撤退の動き。

インターネット取引に押されて売り上げ漸減。

最近、特に露見しているのが私募ファンドの”悪徳”商売。

彼らは、小売りストアーの建つ土地の所有者、乃至、彼等が借りているビルの所有者を狙い、買収してきた。

いわば、絡めてからの攻撃で、チェインストアーの土地、店舗の借り賃を自由に切り上げてきた。

チェインストーはインターネットに押され、私募ファンドが支配する家賃の圧力に挟まれて、撤退に追い込まれる。

米国、チャプター11の英国版、CVA(company voluntary arrangements)の適応事例が増える。

既に、トイザラス、HMV,ハウス オヴ フレイザー等の歴史あるチェインがCVA制度のもと、”事実上”の破綻処理にはいっている。

現時点でロンドン内小売り業160店舗の閉鎖が噂される。

CVAの特徴は、家賃の強制切り下げを、法的に強制出来る点。

小売り不況の元凶を、私募ファンドが支配する家賃にありと認め始めた。

バイロン
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