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サーベル鳴らしか?;米中貿易戦争 [アメリカ州]

来年のアメリカ大統領選挙。

民主党から続々と候補者が名乗りを上げる。

既に前副大統領バイデン氏は圧倒的人気である。

彼は、トランプの対中姿勢を批判し、中国は対抗すべき国ではなく、協力すべき相手だとし、現行の米中貿易戦争に協調、妥協の姿勢で臨むべきだと強調している。

今週、中国劉副総理と米通商代表ライトハイザーはワシントンで、”最終協議”を行う。

昨日トランプは、2通のトウイッタ―で下記開陳;

・現行の対中関税は現在のアメリカ経済に”偉大な(一つ覚えの形容詞"great”)”効果をもたらしてい  る。アメリカへのコストは”殆ど”上がっていない。

・現在、中国はアメリカとの通商関係を”再交渉(re-negociate)しようとしている。”NOだ”。

・中国が貿易交渉で譲歩しなければ、今週金曜日に現行の2000億ドル相当の中国輸入品に対す る報復関税率10%を25%に引き上げる。

・更に、近く(shortly)現在非関税("un-taxed”)の残余輸入品総額3250億ドル分についても25% の関税賦課を行う。

ここ数週間、交渉は順調だと自身の交渉力を誇示してきたトランプ。

急転直下の威嚇姿勢。


トウーットに即反応して全米靴製造協会は声明を発し”大統領に斯様な新規関税政策を採らぬよう強く要請(urge)する。”代わりに交渉に注力すべき”と釘を刺している。

一体真意は何処にあるのか。

国内政治的混乱のはけ口としてのジェスチャーか。

米国内外の”識者”が頭をひねる。

バイロン
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