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UK(連合王国)の分解 [連載ー英国EU離脱交渉]

表現過剰社会の悲哀か。

英国連合王国はEU離脱を機に分解の危機。

離脱の条件がこの機に及んでも定まらない。

度々延期の"正式”離脱日、10月31日がD-dayである。

議会も与党保守党内も離脱条件で分離、とても合意には遠い。

小異を捨て大同につく、等の知恵は、何でもしゃべる表現過剰社会の欠陥で、出てこない。

若し、何らの合意無く"ハード”離脱となると、たちまち、アイルランドと北アイルランドのあいだに税関、出入国管理の壁ができ、勢い、北アイルランドのアイルランドへの合併問題が再燃する。

既に北アイルランドの平均年齢は低くなり、世論調査では英国を離れアイルランドに合体したい、とする層が過半数を超えている。

英国は永年苦労して掴んできた小さなアイルランドの領土を失うことになる。

また、スコットランドは国民投票時、EU離脱に反対の意思表示。

ハード離脱で連合王国に留まるより連合王国から独立し、EU内に留まる方向に傾くのは明瞭。

歴史的にも英国とは別国だと、”スコットランド国”の独立は永年の悲願である。

更に、水面下に潜んでいたウイルス独立運動が目を覚ます。

連合王国(United KingdomーUK)の消滅は意外に早いかもしれない。

バイロン


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