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イラン核協定に変化 [中東]

イラン核協定の原則は、イランは核兵器開発を抑え、国際社会は反対給付として、イランに対する各種の経済制裁を緩和する、との合意だった。

イランの平和的原子力利用を妨げるものでは無い。

トランプが協定から離脱したが、他の協定国、特にEUを代表する、英国、フランス、ドイツの三カ国はE3と称され協定維持に努力してきた。

イランは協定に従い低濃度ウラン濃縮作業(平和利用用)を双方合意の一定限度内に留めるとしてきた。

一方、トランプは協定から離れて独自にイラン制裁を強めている。

イランは,E3と中国、ロシアの協定国にたいし、イランは協定遵守しているのに相対の制裁緩和がないと苦情を並べてきた。

そして、低濃度濃縮ウランの貯蔵量が"双方合意の”300キロを超す事態となってきた。

濃縮度は平和利用の3.67%。

イランは制裁緩和が無ければ協定で禁じられている20%濃度までの濃縮作業を行うと脅し始めた。

20%までの濃縮で原子爆弾に必要な97%の高濃度ウランへの濃縮が容易になる。


バイロン

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