SSブログ

オペック プラスの生産制限と市場反応 [経済]

オペック プラス:オペックと非オペック(ロシアを先頭に10カ国)の原油生産国グループ。

現行の共同生産制限(日量120万バーレル)を来年の3月まで据え置く決定を行った。

奇妙に、国際、米国標準原油価格が途端に5%近く下落した。

生産を搾り、価格を嵩上げるカルテル行為は効かない世界が出現した。

オペック生産は政治的要因で、イラン、ヴェネズエラを始め多くの国で減産を余儀なくされて、供給サイドの不安定要素は増している。

今次の生産制限の延長で価格は当然上向くと予想された。

しかし、米国の原油生産が活発だし、それにまして、需要サイドの状況が変わった。

環境保全の国際的指向で自然エネルギー開発は進み原油需要に水をさす。

トランプの”米国第一”の保護主義が国際通商量を確実に圧縮し各国の原油需要を落としている。


バイロン

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。