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51.9%(48.1%)EU離脱の祭典 [連載ー英国EU離脱交渉]

あと一週間で英国はEUを離れる。

独り得意満面なのが、ジョンソン首相。

31日の夜11時に国民に向けて”世紀の”演説を行う。

深夜の演説に合わせて、3年越しで大修理を行っている議会のビッグベンの鐘を離脱の瞬間に一度だけ鳴らすのだ、と興奮していた。

議会広場には光の祭典と銘打って、夜通しの電灯の飾りで祝おうと計画もした。

だが、何を興奮しているのかと世論は厳しい。

2016年の歴史的国民投票。

EU離脱を支持したのは全英国の51.9%で48.1%は反対していたのだ。

離脱の決定は超極小差ではないか。

その上、ビッグベン、議会広場のあるロンドンでは市民が圧倒的に離脱に反対した。

離脱は国民挙げて祝うべき事態ではない。

ジョンソンは閉口して、ビッグベンの鐘は諦めた。

”光の祭典”も自分は主催しない。

バイロン
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