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プーテインの憲法改正:独裁の強化 [ロシア]

ロシアは本日から1週間憲法改正の国民投票にはいった。

最大の改正点は大統領任期の延長。

現憲法では現職プーテインの任期は現在の二期目、6年の終了時点2024年で切れ、再選は許されない。即ち、2期が限度。

これを更に2期、計12年間延長し、プーテインに再選出馬を許す様に改正する。

2024年から更に12年、即ち2036年まで継続し大統領の座に居座るのを可能とする。

その時点で彼は83才となる。

斯様な”永久政権”に、大統領権限の大幅拡大も盛り込まれる。

首相の任命は議会の合意を要しない。

憲法裁判所、最高裁判所の判事の任命、罷免権も議会の容喙を許さない。

閣僚の任免権も議会の承認不要となり、閣僚は議会で無く、大統領に責任を負う形となる。

その他、同性結婚の禁止、若者の愛国教育の強化、等、盛り込んだ憲法改正案。

圧倒的人気を維持するプーテインのこと故、先ず国民の賛意を得ることとなろう。

バイロン


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