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金融メッカ ロンドンの命脈 [連載ー英国EU離脱交渉]

国際金融のメッカ、英国のロンドン。

EU離脱は2ヶ月を切った。

来年1月1日より、経済の命綱、ロンドン中心のカネの流れはどうなるのか。

新ルールの交渉は、デリヴァテイヴの扱い、個人情報の扱い、顧客扱いの具体的分野で、進んでいない。

大枠の解決の基礎として"同等原則(equivalence)”が討議されてきた。
総じて双方に適応の諸規則を相互乗り入れで適応しようとの構想。

しかし、詳細に亘れば、EUは、同原則の適応は"EUに不利にならぬ"事が条件だと主張している。

大枠はともかく、詳細については未だ合意が"全く”無いのが現状。

来年初頭より、大きな衝撃無くロンドンとEUの関係が続くとみるのは間違いで、詳細規則の合意が無ければ金融業界の窓口実務が一斉に停止する。

サドンデスの大混迷に突入する。

バイロン


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