気象変動 豪州小麦大豊作

昨年の第三四半期。

北半球の小麦生産地帯が気象異変の悪天候に覆われて各国とも生産が不調だったのに比べ、南半休の
豪州には通年とは違って、恵の雨が降り続き、史上最高の小麦生産、3000万トンを達成した。

ロシア、欧州、北米産の小麦価格が高騰、伝統の買い主、タイ、インドネシア、ヴェトナム、等は、豪州に買い付けを至急振り替えている。

亦、独占的なロシアの輸出市場である中東、北アフリカもロシアが自国の需要を賄うため．緊急に小麦輸出に税を課して供給を絞り出し、豪州からの輸入に切り替えだした。

中豪貿易紛争で、中国は豪州小麦の輸入を制限しているが豪州は新規の市場が出現し、痛みを感じていない。

今年は世界最大クラスの小麦輸出国となる。

気象異変で、風が吹き桶屋が儲かる実例である。

バイロン