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ムセベニと若者:ウガンダの”独裁者” [アフリカ]

1986年に内戦で混乱が続くウガンダに立ち上がった青年政治家ムセベニ。
鋭い舵取りで国内を纏めて大統領に選ばれた。
複数政党、民選議会制度等、民主化を進めて今年は76才になった。
大統領は35年続けている。

政治才能が卓抜で、周辺国の紛争の調整役を買って出ている。

今やアフリカ大陸の”大物”となった。

今年は大統領選挙の年。

ムセベニはまたもや立候補している。

当選すればあと5年の大統領職、”独裁者”の誹りは強い。

ウガンダ国民は若い。

多くの有権者がムセベニ大統領しか知らない年層となっている。

対抗馬は38才の元ポップスター、ボブ ワイン。

忽ち若者を虜にした。

ムセベニは去年11月に彼を逮捕してしまった。

治安騒擾の罪である。

爆発した若者の抗議デモで死傷者がてている。

建国の父とも言えるムセベニもコロナ風邪対応、経済不況で若者の失業、不満に応じきれない。

英雄もただの人、冷酷に、世代交代が進む。

年が半分のボブ ワインは”ムセベニは僕の年に僕と同じ事を言っていた。友達になれる筈だ。”と語ってきた。

彼は、ムセベニを国際犯罪裁判所に人権侵害で訴えを起こした。


バイロン
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