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モスクワのコロナ種痘:買い物ついでの気楽さ [テクノロジー]

昨年末に医療現場従事者を先頭に、コロナ種痘を開始したロシア。

自国開発の"スプートニックスⅤ"ワクチンを全国民に"無料で"提供し"国民全種痘”を開始したのは先月の17日。

プーテイン大統領の大号令だった。

現時点で、モスクワ市内の100の病院、デパート、劇場、ショッピング センターにも、ワクチン接種設備を備えた。

国民は、予約無く、煩雑な手続きも不必要で即時に接種が受けられる。

モスクア市長は先週40万人の種痘を終えたと発表。

1200万人の大都市モスクワで先は長いが、順調な乗り出しと言える。

厳格な国民性のドイツDW紙が驚いて報じているのが、種痘現場の気楽さ。

デパートの買い物ついでの種痘。

デパートに依っては景品にアイスクリームを配っている。

また、受種痘者に外人が多い。現場の国籍のチェックなど無い。

一方、ロシアはコロナ感染者数が全国的に減少しており(昨年12月24日に記録された3万人の新患者が、現在半分の1万5千人)、モスクワでは劇場、食堂の封鎖は解除され.在宅勤務の推奨も停止した。

未だ経験時間が少なくワクチン効果が出たとは断じ得ず、多くの国民が知らぬ間にウイルスに感染し、自然抗体が生じる"群衆自然種痘(collective immunity)"が起こっているのではとの声も聞かれる。

尚、今週ロシアはEUに対し、スプートニクⅤワクチンの使用承認を求める申請を行った。

既に、ハンガリー、アルジェンチン、セルビアは承認している。

バイロン
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