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精製とペトケミ:驀進する中国原油輸入 [経済]

世界がコロナ風邪に衰弱しているのに、中国経済は独り活況を呈している。

政府発表で、昨年度の原油輸入量は一昨年から7.3%増加し"中国史上最高の”5億3千200万トンと
なった。

今年の1,2月は昨年の同期間より5.8%増えて、原油輸入は“スカイロケット”のように飛翔を続ける。

原因は原油の精製業と、石油化学業(ペトケミ産業)の躍進。

石油製品の輸出で中国は既に世界10位に入り、アフリカ、南米に市場を拡大している。

今年から、これまで国営シノペック、ペトロチャイナにのみ認めてきた国内精製業を解放し、私営製油業界に原油の輸入権を与えて活気を煽る。

今や米国と国際石油製品市場で競合する勢い。

プラステイック、ポリエステルの国内外需要もうなぎ登りでペトケミ産業も活況を呈している。

高資本集中、低価値産業の鉄鋼、セメントで中国は世界を制した。

次は原油精製と、石油化学を征服か。

バイロン


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