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経済主権 国内生産への回帰ー”リショアリング” [経済]

フランスの繊維業。
安い労働力を求めて生産手段は海外に流出。
現在フランス内で売買される繊維の9割が”外国製”。

マクロン大統領は”経済主権”の奪回を目指して、国内繊維業への補助金をばらまいている。
彼らは息を吹き返し、トートバッグの生産や、コロナマスクの製造まで手がけるようになった。

最近、欧州経済界では、工場の海外移転や、生産の海外依存の”オフショアリング”に対して国内回帰の”リショアリング”なる新単語が流行る。

”リショアリング”で欧州経済の”自治権”の回復を図ろうとの呼び声である。

マクロンが推進する繊維業の国内回帰の効果だが、インシーの調査で国内雇用には殆ど貢献は無い。
一方、国内生産の繊維、繊維製品の価格は高くなった。

バイロン
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