アイルランド国立銀行総裁 利上げに慎重論

欧州中央銀行（UCB)の政策委員会メンバーであるアイルランド中央銀行総裁､マックローフ氏は下記表明。

・欧州のインフレ昂進、失業率の減少は、コロナ禍からの脱却の印である。

・但し､この現象が継続するかは、観察の要がある。

・一部に､即時に利上げしてインフレ対策とすべきだとの見解が多い。

　しかし、経済の復興基調は見極めの必要がある。

　容易に利上げし､復興のエネルギーを吹き消すのは"現実的でない”。

・ECBによる公私債権の買い上げは､収縮させる方針が正しい。

　しかし、これも実施時期､規模は慎重に見定める必要がある。

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