インドとロシア 原油取引で急接近 [アジア]
原油需要の、85%を輸入に頼るインド。
ウクライナ騒動以来、今月のロシアからの輸入原油量が昨年の4倍(36万BD)に跳ねあがっている。
ロシア主力のウラル原油がなだれ込んでいる。
欧米のトレイダーがロシア制裁の違反に問われるのを嫌い、欧米向けの原油取引から逃避。
世界第三位の強大原油輸入国インドに目をつけている。
価格は、大幅値引きで、指標原油価格より、30ドル程値下げ。
世情、話題のタンカー料金も大幅値上げで、バレル3ドル程度の模様。
従来より、インドの製油所にロシア資本が投じられ、先月は、プーテイン大統領自らインド訪問、国際制裁に抵抗して、ロシアーインド直接為替決済(ルーブルールピー取引)の協力体制を協議している。
ホワイトハウスは、インドのロシア原油買い付け増は、米国のロシア制裁に違反しないと、認めながら、”不満”を表明している。
バイロン
2022-03-21 11:31
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