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太陽王ルイ14世 フランスの”民主主義保護”運動 [欧州]

フランスのマクロン大統領は、憲法に規定の非常時における行政特権―議会審議なしに立法できる権限(憲法49条第3項)―を行使して、年金受領開始年を2年延長し64歳とする年金改改革を強行した。

昨日、”全労働組合”の街頭反対デモが、パリのバステイーユから、行進開始。マクロンを太陽王ルイ14世と名指し、民主主義の破壊者と呼ぶ。エネルギー関連組合は、国内の製油所でスト。学校の教師、空港労働者、市内ごみ収集者、鉄道、バス、地下鉄管理者、等々、すべての業種組合がストに参加。過酷労働者、女性労働者に、不公平だと立ち上がる。マクロンの支持率は3割を切って非常時状態。

尚、政府非常立法権限の援用は過去に、100回を超えフランスの政治風習を示している。


バイロン

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