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ブリンケン米国務長官発言-ガザの悲劇 [中東]

今月6日に燃え上がったガザの騒乱。事態は悪化の一途。米国バイデン政府は、イスラエル支援に、2隻の空母を地中海に派遣。米国実働部隊も支援に向かわせている。米国をよそに、国際社会、国連はイスラエルの行動を非難し、BBCに至っては、ハマスを”テロリスト”と評することを停止。イスラエルこそ、16年に亙り、パレステイナ人をテロライズしてきたとの批判に配慮した。米国務長官ブリンケンは緊急に中東歴訪中。イスラエルからエジプトに移動している。昨日、エジプトの国営テレヴィで彼は下記を語った。

1)イスラエルは、100万人のパレステイナ住民をガザ地区から南方に即時移動を図る。陸上の軍事行動を起こすためとする。また、イスラエル政府一部に、すべてのガザ居住のパレステイナ人をエジプトに放逐しようとの意見もある。

2)米政府は,上記2方法に反対である。パレステイナ人は、自国を離れるべきではない。追い出されてはならない。

3)しかし、このままでは、彼らはガザ内で砲火にさらされ生命の危険がある。彼らの身の安全をまずは守るべきだ。また、生活必需品が不足している。即時、供給を確保すべきだ。我々は努力しなくてはならない。


バイロン



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