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人権無視の過去 インドネシアの新大統領 [アジア]

1990年代後半、独裁者スハルトの特殊部隊を率いて、インドネシアの民主化活動家を逮捕、拷問、拘禁。数名未だに行へ知れず。当時、米豪が名指して制裁の対象とした”恐怖の”プラボウオ将軍が次期大統領に選出の様子。独裁者スハルト大統領の娘婿として、権威を振るい、東チモールの独立運動、ジャカルタ市の民主化運動家を抑圧。その彼は、今や72歳、スハルト失権後、実業家に変身し、パームオイル、鉱物発掘で産を成し、自分の政党を創立。今回引退のジョコウイ大統領には過去2回の大統領選挙の挑戦に敗北。今回は、三回目の挑戦でテイクトックに、”可愛いお爺さん”として、若者とダンスをするイメッジ チェインジを図り、どうやら、決選投票なく新大統領に収まる模様。また、法定により退位するジョコウイ大統領は、息子のラカ氏、若干36歳を新大統領の副大統領に”差し出している”。また、ジョコウイは新大統領を、数年前に防衛大臣として自陣に抱える動きも政略も見せて、既に、新政権に隠れた”黒幕”の地位を確保しようとの動きを見せた。


バイロン

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