シリヤ苦境の出口探る

サウジ、イランの雪解けムードで、中東のパワーバランスが大きく動きそう。戦争以来、１２年間、国内のインフラはほとんど壊滅、５０万人の国民が命を落とし”数百万人”が住居を追われたシリヤ。戦乱のシリヤを助けてきたイラン。今週は、ライシ大統領がダマスカスこの間を訪問。電気を最重要としインフラへの国家的投資を約す模様。また先月、サウジの外相がダマスカス訪問。シリヤのアラブリーグへの復帰が具体化しそう。現シリヤ　アサッド政府をテロリスト扱いのアメリカは新しい展開に明確なシグナルを出していない。

バイロン

米国３億ドル余剰武器 緊急供給

米軍所持の武器の内、緊急の用を超えている余剰武器は、大統領命令で議会の承認無く、輸出可能。バイデンはこの権能を援用し３億ドル相当のハイドロ７０空対地ロケット、ハイマース用弾薬、１５５ミリ攻撃砲、カール　グスタフ対戦車ライフルを大至急ウクライナに送る。ウクライナの春季反転攻撃に備えて各国の武器供給のテンポが速まる。

バイロン

チャットボットで弁護士

チャットボットChatGPTの開発会社、AIsystem社のAIシステム、GPT-4は実験で米国弁護士試験をパスした。回答は満点では無かったそうだが,通過に問題なし。機械の学習速度は速く人の頭脳が敗亡する日も近い。

バイロン

反マクロンの抗議デモ フランスのメイデイ

年金改革を強行したフランスのマクロン大統領。昨日、メイデイには各地に、反マクロンの民衆デモが燃え盛った。政府発表では、全土のデモ参加者は７８２０００人、内、パリは１１２０００人とするがCGT(フランス労働総同盟）は、それぞれ３倍の参加者があったと発表。政府は１０１名の警官に負傷者が出たとし、取り締まりの強化を約す。パリの他、騒乱の激しかった都市はリオン、トウ―ルーズ、ナント、マルセイユ。CGTはマクロンが年金改革を撤廃するまで、抗議を続けると宣言。

バイロン

クリミア油槽爆破

昨日、ウクライナ軍は、クリミア半島、セヴァストーポルのロシア軍油槽群をドローン爆撃。１０槽のタンクを破壊、炎上させた。同タンク群は、ロシア黒海海軍の燃料補給基地。４万トンの油が失われ、ロシアには大打撃となる。

バイロン