EMF

雨降って地固まる。
ブルンバーグがまとめている。

昨日の、フランスサルコジ大統領と、ギリシャ　パパンドリオ首相会談。記者会見で、サルコジは；
・ユーロ圏は、ギリシャ救済に出動する。
・ユーロ、関係国債に対する、投機筋、市場の、不当な介入には対抗する。
と述べた。

亦、これに先立つギリシャ首相とメルケルドイツ首相との会談では；
・メルケルは、ギリシャ側から救済の要請は一切無かった、したがって話題にならなかった。
両国の友好関係を再確認した。と記者会見。

サルコジの発言は国家代表として始めて、ギリシャ救済を明確にしたが具体的な方法は示されていない。

一方、ドイツからは、既に、欧州のＩＭＦ版,EUROPEAN　　MONETARY　FUND（EMF)構想が打ち出されギリシャ以降の問題諸国の、救済機関を作る動きがある。

と言ったまとめだが、
アメリカの手先と見られて欧州では不人気のIMF,独自の駆け込み寺の創設に向いそうだ。
当然の動きだと見える。
其れに、"投機対策"に後ろ向きのアングロサクソンへの嫌悪感も伺えて結構な展開だ。

人知とはいいものなり。
前進する変化こそ歴史と言うものだろう。

バイロン