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燭光 [経済]

原子力発電所の売り込みに遅れをとって、漸く、先進諸国の、官民共同した売り込み、国際取引の常識に、日本のマスコミも、役所も議員諸侯も遅まきながら気がついたようだ。

企業が儲けなければ彼等自身の給料も払われない単純事実に少しは気がついたようだ。

現場にいたものとして、思い出すことがある。
日本は国民の貴重な税金を世界にODAとしてばら撒いている。
その金を受領国に上手く使って貰いたい。
日本には立派な企業が多くある。
税金を提供するのだからそれで日本企業の売込みをすべきだ。
ところが、海外に"働く"外務省関係者、其れにマスコミとなると、そのような"ひも付き"商売は怪しからぬと固まっている。
欧米の現状はつとに、官民一緒の売込みだ。
日本のODA 、貴重な国民の税金が、ドイツや、フランスの企業に持っていかれている。

アメリカでは、衆知のように、行政と企業が、"回転ドア"のように人事交流している。
亦、企業の意向を政治に反映するためロビー業を合法化している。

行政も政治もマスコミも自身では金を稼がない。
稼ぐのは企業だ。
企業が主で、その他は従なのだ。

ひ弱な、きれい事の、まやかしで、世界に生きてはいけない。

バイロン

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