SSブログ

企業会計帳簿 [国際]

リーマンの破綻問題が蒸し返されている。
何故、リーマンだけがつぶれたのか。
同類の銀行は何故つぶれなかったのか。

どうやら、鍵は、企業会計帳簿にある。
企業会計はどうあるべきか。
決して古い問題では無い。
主に米英の監督官庁が先行して、現実の商業社会に生じる事件、問題を検討して、ルールを作ってきた。
現実の後おいで、決して完全なものでは無い。
それが国際ルール化している現状がある。

資産対リスク。
この比率がレヴァレッジ。
リーマンが用いた手法だが、会計帳簿上公表する義務の時期に、この比率を下げる為に、資産、リスクを、他者に移す会計処置を取る。
帳簿の操作である。

アメリカの企業会計ルール作りの責任者、連銀とSEC。
何故、リーマンの会計帳簿いじりを見抜けなかったのか。
リーマンの手法、合法のぎりぎりで、レポ105と呼ばれる操作。
この手法を見逃して世界中が大混乱に陥った。

企業会計の透明化は、株主の為のもので、経営の詐術を許すべきではない。

今回のリーマン破綻の調査のゆり戻し騒ぎ、
企業の責任は重いが、それより、監督官庁の責任が問われる。

バイロン
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0