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圧力釜ーバーレーン [中東]

50万の人口の7割がシーア派のバーレーン。
王はスンニ派である。

チュニジア、エジプトの春に誘発されて立ち上がったシーア派民衆のデモ。

スンニ派の擁護者、サウジ、UAEを主力とする湾岸協力機構軍、1500名が入国して、バーレーン王を助け、反乱は完全に武力で圧殺された。

負傷者を治療看護する医療関係者までが反乱支持者として、逮捕されてきた。

反乱に関与した人々は、臨時”軍事法廷”で裁かれている。

先週、活動家8名が終身禁固刑を宣告され、28名の医者が判決を待っている。

国は、音も無く”死の街”となった。

此処にはアラブの春は遠い。

バーレンはアメリカ第五艦隊の寄港地。

アメリカの”要請”で、バーレン国王は反乱した群衆との対話を始めると言う。

国は、観光客も途絶えて、このままでは立ち行かぬ。

サウジは、バーレンに駐留した、軍勢を一部引き上げると、アメリカの要請に調子を合わせた。

小さな圧力釜、バーレーンに長い平和は来るのか。

バイロン





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