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経済制裁を振りまわすトランプ;トルコに高関税 [国際]

友邦国も、仲間も、全く意に介さない。

トルコ在住、米国人神父のスパイ容疑。

トルコ政府はトランプの要請にも拘らず、神父を解放、米国に帰国させない。

トランプは昨日、軍事同盟NATOの盟友たるべきトルコに対し、鉄鋼、アルミ製品の対米輸出が、アメリカの”安全保障”を害していると、既に問題の懲罰関税、鉄鋼、アルミ製品に付加されている25%、10%の税率をトルコに関し特別に、即日付けで倍の50%、20%に嵩上げ。

これに応じてトルコ通貨リラは、危険な急下落。

昨日一日で対米ドル14.3%の暴落となった。

年初からのリラの下落率は40%を超える。

リラの下落につれて新興国通貨南アのランド、アルゼンチン ペソ、ロシアのルーブル等も下落。

トランプはリラの激落を喜び、”ドルの勝利”と幼児的トウイッタ―。

この男、経済制裁を、外交の最も効果的な道具とみなし世界中、敵味方の見境なく、”輸入関税”を随意”武器”として振り回している。

トルコのエルドガン大統領は、トランプの”経済戦争”に立ち向かうと再宣言。

しかし、対トランプ対抗策の具体的方策が未だ出て来ない。

彼と彼の女婿である財務相、それにトルコ中央銀行の連携、対応策協議が、はかばかしい成果を見ていない。

トルコ経済はトランプのなすがまま、激動に見舞われている。

バイロン




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