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政治の不安定;豪州の混迷 [アジア]

またもや政治クーデター。

豪州のターンブル首相は昨日、自分の党、自由党の反対に屈し、党首選挙で、現職の財務相モリソンに党首の席を譲り、首相の地位を辞任する決定。

党首選挙、党内右派のダットン氏、現外務相のビショップ女史、それにモリソンの三候補者の党内選挙で、際どくモリソン氏が当選。50歳。

首相の座に就く。

彼は党内右派代表と目され同じ党派のダットン氏と争った。

モリソンは極め付きの教会信奉者で党内の左派にも受けがよく、僅差で金的を射止めた。

昨年は同性結婚に反対の票を投じ、海外からの難民を小島に収容して、虐待すると非難される硬派。

尚、ターンブル首相は政界からの完全退場を宣言。

補欠選挙が行はれる。

議会は与野党の議席数がわずか一議席の際どいバランス。

すべての世論調査で野党社会党に惨敗の自由―国民党連立政府。

ターンブル氏の補欠選挙で野党が勝てば、忽ち、与野党の議会勢力は逆転する。

来年5月に控えた総選挙前に、議会解散、新首相モリソン退陣のさらなる混乱が予測される。

国民は、訳の分からぬ政治芝居に完全に失望の様子。

バイロン
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