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サミット放棄;混沌の時間 [連載ー英国EU離脱交渉]

昨日のEUサミット。
メイ首相の解決への道筋が不鮮明として、来月に予定された.特別"離脱確認"サミットは見送られた。
昨日、メイ首相は,交渉時間が無いとし、来年3月末日の,離脱期限後、合意済みの予備交渉期間-2020年12月末日までの21ヶ月ーを更に1年延期する(即ち21+12ヶ月の33ヶ月とする)案を提議した様子。

イギリス本国ではメイの延長案に即時、強烈な反対が起きている。

特に彼女が率いる保守党内の強硬派は;

・33ヶ月もの長期に亘り,現状維持のままとは,イギリスのEU”属国状況”が長すぎて許せない。

・その間,イギリスはEU予算の分担金を支払わねばならぬ。

 また、ヒトの移動が自由で,移民の流入が続き我慢ならぬ。

・早く完全離脱して,EU規則を脱し,自由に世界と貿易交渉を始めるべきなのに,長く手を縛られ
 経済力を失う。

と、叫び、離脱の決定を下している民意と国益に反すると息巻いている。


EUサイドの反応は纏まらず。

しばし一層の混沌の段階に入った。

バイロン
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