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トランプとアメリカ農業 [経済]

来月から、トランプ執念のイラン原油禁輸の実施。

現存の制裁に加え、更にイランいじめを強化する。

他方、トランプは中国に対し、盛んに喧嘩を仕掛けて、現代版”貿易戦争”に躍起となっている。

トランプ得意の”制裁手法”に対して中国は7月からアメリカ農業の最大の輸出品、大豆に”報復輸入関税”をかけた。

販売先を失ったアメリカの大豆は価格が急落、7月以降、2割低下して更に下降中。

アメリカ大豆を締めだした中国は、その分ブラジルから購入している。

ここに登場は思いがけぬイラン。

トランプには散々痛められているが、アメリカの大豆価格が激落で、現在輸入先の大手、南アよりだいぶお安くなった。

幸い、トランのイラン制裁は、自動車、金、その他で大豆が抜けている。

これまでゼロだったアメリカ大豆のイラン向け輸出が、先月、突発的に始まった。

”風が吹けば桶屋が儲かる”。

無論失った中国への輸出量とは、比べ物にならない。

しかし、アメリカ大豆農家にとり”新規販売先”が出現して一息つける。

トランプの世界、”敵も味方も分からぬ混乱”の世界。

米中戦争でお安くなったアメリカ産大豆の恩恵を受けているのは、メキシコ、スペイン、エジプト、タイの常連輸入国。

だが、アメリカ大豆生産者の実入りにはマイナス。

バイロン
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