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首相訪英;通商関係拡大 [経済]

安倍首相は訪英の旅(オランダ経由訪問後)に出た。

土壇場のEU離脱問題で揺れに揺れる英国議会、国論。

この時期に動くとは、一部嘲笑の対象とされた早期トランプ対応と同じく、賢明な動きか、と世界は注視する。
 
首相は、離脱につきメイ首相に”考え”を伝えると表明。

さて、本題は、通商問題か。下記が注目点か。

・1996年に生じた英国狂牛病(BSE)で世界は一斉に英国産牛肉の輸入を停止した。
 EUは10年後の2006年に禁輸を解いた。
 世界各国も徐々に禁輸を解いて、昨年中国も解禁の決定。
 残るは日本で、安倍首相は解禁を訪英の目玉とする。

・同時に英国産羊肉の禁輸も解く。

・2011年の福島原発事故以来、日本産食料に関しEUは福島県、周辺隣接県からの輸入を制限し ている。(昨年から一部食品につき安全テストを廃止している。)
 英国は日本産食料の禁輸の廃止に積極的に協力している。

・昨年発効した日本EU自由貿易協定で日本はEUからの牛肉の輸入関税を15年かけて38.5%か ら9%まで下げることになる。
 英国は、EU離脱後、この恩恵に与れるのか。
 
 日本は、新TPP協定で同様の軽減関税を豪州、ニュージーランド、カナダに与えている。 
 
 仮に日本が離脱後の英国に同様恩恵を与えても英国は競争相手が多すぎる。


バイロン
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