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ロシアとチェチェニア [ロシア]

カスピ海と黒海の中間地帯、北コーカサス。

ロシア連邦に存する小国のチェチェニア共和国。

84のロシア地方自治連邦の一つ。

熱狂的イスラム国。

旧ソビエト崩壊後、各地に起こった独立運動。

モスクワは手練手管を繰り出して、連邦崩壊を防止。

チェチェニアは、事実上の独裁者カデイロフをプーテイン大統領が”個人的に”抱きかかえ、小連邦の税制資金の半分もモスクワが提供してきた。

ロシアの国営ガス会社、ガスプロムは、同国に欧州に販売のガス価格の三分の一ほどの安いガスを供給している。

しかし、チェチェニアは支払いが滞る。

ガスプロムは払えと迫る。

チェチェニアは過去のロシアとの戦争で散々被害にあった、ガス価格の支払い前に、補償を払えと開き直っている。

紛争は長引きそうだ。

チェチェンの主張が通れば他の多くの小連邦も御託を並べて、ガスプロム供給のガス価格の支払いを渋る可能性がある。

プーテイン任期は2024年まで。そのとき彼は71才。

既に、チェチェニアとロシアはポストプーテインを見据えて水面下の接触が早くも頻繁化。

ガズプロムとの関係も”ややこしい”。


バイロン

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