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ヴェトナム経済と太陽光発電 [アジア]

ヴェトナム、経済の発展は目を見張る。

年々10%の猛烈な電力需要の伸び。

勤勉で積極性の強い国民性で経済拡大に必要不可欠な電源開発に知力を搾る。

福島電発事故以来、原発は消えた。

東南アジアで最も太陽光が多く降り注ぐ地勢である。

特に国の南部は恵まれている。

2年前、政府は太陽光発電の導入に確りと舵を切った。

文字通り世界中の関連企業が蝟集している。

送電線への接点における国の買い上げ価格も高水準に設定、発電用地買収も容易にした。

税法上有利な処置もした。

稼働した、乃至これから稼働の太陽光発電量は、今後先行き10年の電力需要の半分を目ざす。

だが此処で予想外の隘路が邪魔をする。

送電線、配電線の不足である。

ジャブジャブと太陽光発電量が増えても、消費するインフラが未整備である。

折角の新エネ発電が利用者に届かない。

投資筋も、換金出来ないプロジェクトに尻込みを始めた。

政府は、近く新機軸を打ち出し、一層の太陽光利用促進を促すと言う。


バイロン
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