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財政余裕度増す [連載ー英国EU離脱交渉]

来週火曜日が英国議会議決。

月末には待ったなしのEU離脱。

アイルランド島の地続き問題で解決案が無い。

昨日EUから最終案が提示された。

即ち1)北アイルランドのバックストップ案(アイルランドとの間に分離の詳細が決まるまで、当面現在の統一市場ルールを適応する案)につき、統一ルール廃止時期は、現協定では、EUー英国両者の合意となっているのを、英国からの一方的通告で決められる。2)その代わり、EUとの境界線は、アイリッシュ海とする。(即ち、北アイルランドはEUルール下に置かれる。)
との妥協案を示したが、メイ政府はこれでは北アイルランドが連合王国から分離され国家破壊だと即時反対。

同じ昨日。

ハモンド蔵相は、メイ案通り分離すれば、EU財政分担から解放され、国家財政の余裕度は”劇的に”増えて、公務員給与の嵩上げ、政策的諸計画の実効可能、特に社会保障支出を高めることが可能だと強調した。北アイルランド問題は”現実問題”では無い、”いずれ”解決可能だと強調。

もう関係者全員”離脱疲れ”で脱力感。

バイロン
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