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暗黒の混迷 [連載ー英国EU離脱交渉]

現代史に利便性の高い国際言語として”英語”を残したほか、英国は一体何を後世に遺贈出来るのか。

昨日の英国議会、メイ首相のEU離脱案を否決。

今日明日と、議員提出の2動議につき採決する。

本日は、”無協定のママEUから離脱すべきか、否か”につき裁決。(無協定のママの離脱は”ハード離脱。混乱は予測し難く恐怖の事態。否決の公算が高い。)

否決されたら、明日”EUに交渉期限を延ばすことを提案すべきか、否か”につき裁決。(否決されたら、”ハード離脱”に立ち返る.何故なら、他のオプションがないから。)

キャッチ22ならぬ対案無い馬鹿騒ぎは際限が無い。

口舌の徒に頭脳が無い、との揶揄を思い出す。

昨日、困難な交渉の末の練り上げた離脱案を否決されて直後のメイ首相の言葉に全てが含まれていよう。

首相曰く:
”協定無しで離脱することを拒否し、交渉を引き延ばす事を求めるのは、英国が直面している問題の解決にはならない。
当然、EUは英国が一体何を求めて交渉延長を求めるのか知りたがる。
その答えをこの議会が出さなければならない。(言外に何も対案が無いでは無いかとの辛辣な非難)。
ここ数日英国が如何に呻吟しようとも、彼らが背負う傷は深過ぎよう。

バイロン
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