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際どい賭け;豪州議会解散総選挙 [アジア]

与野党均衡の特殊政情、オーストラリア。

昨年夏、保守連合ー自由党、国民党連立ーの代表にのし上がり首相の座に着いたモリソン氏。

連立政府は3年来、世論調査の支持率で常時、野党、労働党に水をあけられて不人気である。

今年、早々、モリソン首相は新年度予算の枠組みを発表。

それによると:

・ここ10年間で最大の減税パッケイジ
・年金生活者に”現金の配布”
・国民健康保険の財務基盤拡大
・教育の無料化

と大風呂敷を広げている。

豪州経済は中国経済に紐付きの実情で、中国経済次第で景気が上下する。

未曾有の減税を餌にするが、他の財政の出前が多すぎて、如何に中国経済の復活が助けても収支のバランスは望めない。

モリソンは、国の総監(英国女王の代理、国の最高権威)に議会解散を申し出た。

座して、益々野党人気に押されては先が無い。

総選挙は5月の18日。


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