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無理が通るか:トランプのメキシコ苛め [アメリカ州]

いきなり藪から棒に移民の流入を止めないと関税をかけると脅されて、メキシコ政府は今週月曜からワシントンに詰めて緊急会談。

交渉責任者は”いきなり関税賦課で脅かされ、移民問題を2時間で解決せよと言われたが、無理”だとし、昨日段階で交渉は暗礁に乗り上げた。

あらゆる研究機関が、トランプ関税は”オウンゴールの自殺点”で経済的悪影響は圧倒的にアメリカが負う、と断定している。

議会では上院の共和党議員よりも選挙区の被害が大きく、トランプ関税に反対の声上がる。

妥協が無いと来週月曜から、5%の”移民関税”の賦課となる。

米法律事務所ベイカー マッケンジーのメキシコ専門家イバラ女史の見解;

・5%の関税率ではメキシコは痛まない。
 既にメキシコ通貨ペソは切り下がっており、先行き関税率が上がるに連れ更にペソを切り下げ  る。

・ただし、先行き、メキシコの製造業への投資は縮小が続こう。

・10年前にアメリカ -メキシコ間の陸路トラック輸送につき紛争有り、メキシコはアメリカに効果 的に報復している。
 今回、メキシコは必ず”効果的な”報復行為に出るだろう。

・NAFTAが新しく更改されたが、今回のトランプの処置の如く、長期的視点を欠く突然の政策を見 てメキシコは新NAFTAを批准するわけがない。長期的関係は崩壊する。

バイロン
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