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オペックの命脈 [経済]

トランプのイラン、ヴェネズエラ虐めで両国の原油生産は激減している。

しかるに国際原油価格は年初より約5割低下している。

米中通商戦争で、国際的原油需要が収縮している。

もう一つの理由が米国のシェイルオイルの勢いの良い生産である。

米国エネルギー情報局の今年の予想は、昨年より、日量140万バーレル増産である。

オペックによる全世界の本年度の原油需要増予測が、100万バーレルだから、シェイルの影響は強烈である。

サウジが更に恐れるのは、トランプのイラン虐めが終わることー”デイタンテ”ーである。

米ーイランの”デイタンテ”でイランの原油生産が復旧すると国際価格は更に低下する。

サウジはトランプがイラン虐めを続けて呉れねば国家財政が保たない。

オペックは数週間のうちにロシアや他の非オペックを含めた総会ー"オペック プラス"ーを開く予定だが、日時も、場所も、アジェンダも決まらない。

彼らは、原油価格の継続した下降線を、上向きに引き戻す力を失っている。


バイロン
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