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トランプのEU貿易戦争 [国際]

トランプはEUのデジタル サーヴィス税を契機に米ーEUの全取引の見直しを通商代表部に命じた。 アメリカのIT巨大企業が不利になるとし、報復の輸入関税品目の精査を命じた。 しかし,EUは28か国の連合体。 複数協議ではアメリカは常に不利になる。 従い、相対の二国間交渉形式を求め、単数の相手国を力でねじ伏せようとする。 従い、先ずはデジタル新税で先鞭をつけたフランスを狙い撃ちにする。 追随して同類の新税を発表したイギリスにも照準が向けられた。 通商代表部はモグラたたきのごとく、英仏を相手にしなくてはならない。 結局、トランプは,EUとの新戦争で、中国をはじめ手当たり次第の、国際的”敵国”対応に加え、更なる難儀を背負い込んだ。 当分EU対応に明け暮れ他国に目がいかなくなる。 EUはトランプの支離滅裂外交の”お陰で”長年未解決だったEU―メルコスール,EU―日本の自由貿易協定が成立したと判断。 今度は,EU相手に大仕掛けの喧嘩を仕掛けるトランプ。 EUは冷めた目で、EUのトランプ嫌いが日本、メルコスール同様,EU―中国関係を好関係に押しやると見る。 バイロン
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