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ジョンソン動議:議会解散-総選挙否決 [連載ー英国EU離脱交渉]

ロンドン議会の騒乱が続く。

EU離脱新法案(無協定離脱の禁止法)が下院を通過した直後、ジョンソン首相は議会解散、10月15日を投票日とする総選挙の動議を提出。

イギリス議会運営法上首相の議会解散権権は、制限的で、下院三分の二の賛成が必要。

即ち434議員の賛成が必要。

首相動議は297票の賛成で三分の二に遠く及ばず、拒否された。

野党労働党が投票を棄権した。(本案既報の通り労働党は条件付きで総選挙賛成)

これで、首相は議会解散がならず、今後の”無協定離脱”に向けての選択肢は大きく狭まった。

一方、保守党内部にジョンソン抵抗勢力が急増している。

ジョンソンは昨日党内反乱分子21名を除名したが、党議員80名がジョンソンに除名の撤回を求める書面を提出。

これから先の政局は一寸刻みの暗雲の中。

バイロン


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