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二期目の船出:インドネシア ジョコウイ大統領 [アジア]

本日より、インドネシヤ ジョコ ウィドド(愛称ジョコウイ)大統領の2期目、5年間が始まる。

大統領のあれこれを記してみよう。

・58才、家具のセイルス マンからジャカルタ市長に出世。
庶民の代表として人気を博し5年前、終に大統領迄登り詰めた。

・国政の難しさを知らず、既得権層との付き合いも薄く”改革派”として期待が大きかった。

・政治理念を途轍もなく広い国土をカヴァーすべくインフラ強化、および弱者救済の二本柱とする。

・今年、4月の大統領選挙も同じモットーで乗り切り、対抗馬スビアント(元将軍)を振り切った.
 支持投票率は55.5%だった。

・最初の5年間で”バリ島を10個作ろう”とのかけ声で観光、インフラ投資を進めた。
 始めてジャカルタに地下鉄を敷いた。

・出身政党は党争民主党(PDI-P)だが、党首はメガワテイ女史で、ジョコウイは5年間努力したが
 党首になれない。
 メガワテイ女史は、インドネシア初代大統領スカルノの娘。
 自身も5代目大統領だった。
 メガワテイの娘が国会議長に選ばれている。
 現職大統領なのに党首になれず、ジョコウイは”弱い大統領”との世評が定まっている。

・ジョコウイは二期目で、政敵スビアントと和解、協調すると明言、更に、長期独裁政権を維持した
 元スハルト大統領の女婿プラヴォヲを新政権に迎えると語っている。

・国内問題山積。
 学生がウィドドの人権軽視にデモを始めている。
 パプアでは反政府運動が激化して暴動化している。
 ボルネオ.スマトラ島の森林火災で事後処理が大変。
 イスラム教徒が、ウィドドの保護が薄いと攻撃。更に宗教国家に傾く危険がある。

・4兆円に近い財政支出で、ジャカルタから東ボルネオ島に”遷都”を発表。

バイロン
   
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