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米国石炭王の破綻 [経済]

全米、アラバマ、イリノイ、ケンタッキー、オハイオ、ユタ、ウェスト ヴァージニアに17の石炭鉱山を所有し、7000名の従業員を持つ”石炭王マレー氏”が破綻した。(同氏が所有のマレー エナジー社が今週、破産宣告)
天然ガスが豊富に生産され価格が下落して電力会社が石炭からきり変えていた。
それに、最近の環境問題。
石炭発電は目の敵となった。

更にまずいことに、天然ガスより強敵の競争相手が出現している。

環境保全の切り札、太陽光、風力発電が急速に発展して、おまけに、発電コストは天然ガスより安くなった。

マレー氏は、かねてよりトランプ大統領の強力支持者である。

マレー氏はトランプに、石炭火力発電所に財政的救済策を施すよう愁訴を繰り返してきた。

だが、彼の願いは無視された。

緊急救済を作動する十分な証拠が無いとされた。

国内消費の収縮に加え、米国の石炭輸出も急速に縮小している。

今年第三四半期は約2000万トンで昨年同期の3割減。減少の趨勢が続いている。

米国エネルギー省は来年末には更に3割減るとの予想を出した。

バイロン
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