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中国離れ:台湾国民党党首選 [アジア]

総統戦で惨敗の上、1月の総選挙でも不人気で敗北の台湾の国民党。

本日、選挙結果で引責辞任の党首改選の党内選挙。

前台北市長の郭竜斌(カクリュウヒン)と、国会議員の江守強(コウシュキョウ)があらそう。

今回、二人とも際だった党の路線変更を打ち出している。

中台の”92年合意”、即ち-中国と台湾で共に”一国支配”の主張を行って良い”との合意(北京の共産党政府は台湾を自国の一部と主張出来、一方、台湾政府も、中国大陸を台湾政府の一部と主張できる妥協の合意)を反故にする。

これまで、曖昧な”92年合意”を利して、国民党は表向き”台湾独立”の強弁の裏で北京政府と融合路線を追求してきたが、香港での民衆デモ、北京の強圧的制圧を見て、台湾に若者を中心に北京拒絶の勢いが急増した。

両候補とも、習金平が香港支配に適応する”一国二制度”の主張は台湾への影響があり、”92年合意”に反する危険な解釈だとして、合意そのものの廃止の姿勢を打ち出した。

バイロン
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