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英国パブの行方 [欧州]

酒好きの国民性、イギリス。

全土に英国伝統のパブが47、000店ある。

コロナ風邪対策で先月20日より、閉店の憂き目である。

いきなりの施策で、パブのオーナーは地下室に造醸業者から何時もの通りビールの樽を多量に仕入れて貯蔵してしまった。

閉鎖命令で客が来ない。

最も人気のビター ビールの賞味期限は3週間、次に人気のラーガー ビールは6週間である。

パブ再開の目途は立たない。

折角のビールが無駄になる。

大手、造醸業者(ハイネケン、ギネス等)は開店が許可されたら全て無料で差し替えるとする。

しかし、問題がある。

味の向けたビールを河川や貯水場に流して処理しないといけない。

何しろ恐ろしい量のビールである。

前代未聞の大作業で安全性を確保する公的審査、許可がいる。

誰が処理の責任を取るのか。

それよりもパブのオーナーに深刻なのは、客が来ないので収入が無い。

店を手放さなくてはならない苦境である。

休業補償を政府とネゴる。

見通しは立たない。

バイロン
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