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また無体なトランプ威嚇:ドイツ駐留米軍 [米国2020年大統領選挙]

FT紙の扱いも嘲笑気味。

昨日のトランプ記者会見。

またもや、ドイツの軍事費負担が低すぎ、NATOへの分担金が”数十億ドル”足りないと例によって外交言辞を意に介せず酷評。

すぐに是正しないとドイツ駐留のアメリカ軍、34,000人を25,000人に減員、9,000人を即時引き上げると宣言。

ドイツのNATO分担に関してトランプの主張は”嘘”。

NATOでは各メンバーは軍事費支出がGDPの2%に達するよう2024年までに徐々に嵩上げすることが合意されており、ドイツも合意に沿って年々軍事費支出を増やしている。

トランプは韓国に、現在の駐韓米軍経費の負担を”一挙に”4倍にしろとの”法外な”要求中で、米韓関係は緊張が高まっている。

トランプはこれまでNATO以外の同盟国に対して、類似の要求を行っては実行できていない。

今回のドイツ駐留軍の減員も、11月に向けた選挙用のポスチャーで常套の口先威嚇だと見られる。

ホワイトハウス内部、国防省からはトランプ減員発言についてその用意はなされていないと漏れている。

米上下議会では以前から話題だったドイツ撤兵に関して、NATOの対ロシアの国際安保体制が弱体化すると反対の決議がなされている。

バイロン
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