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レヴァノン:派閥政体 [中東]

国家破綻に瀕する中東のレヴァノン。国内の宗教派閥争いが長く統一を妨げてきた。18の宗教団体を法的に承認してきた。即ち、12のキリスト教集団、4のイスラム教集団、それにドルーズ教団、ユダヤ教集団である。1943年から、大統領はキリスト教集団で最大のマローン派から、国会議長はイスラム教シーア派から、首相はイスラム教スンニ派から選ばれてきた。国会の議席128はキリスト教集団、イスラム教集団(ドルーズ派を含み)に同数の64議席が割り当てられている。
将に海外諸勢力の介入を招く典型的国家構造である。
IMFの緊急融資も受け入れ条件に付き国内派閥の意見が揃わず、不調。
小麦、燃料の輸入に事欠くようになった。

バイロン
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