スペイン前国王カルロス国外追放

１９７５年独裁者フランコの後をついで国王となったスペイン　フアン　カルロス。

スペインと欧州に平和と安定をもたらしスペインの復興をリードしたと英雄視されてきたが、近年、無茶な浪費と、不可解な個人財産状況が次々と明るみに出て、２０１４年に息子フィリッペ４世に約４０年間維持した王位を譲り引退。

しかし、その後も、サウジ王から１億ユーロを受け取ったり、サウジのメッカ、メジナ間の高速鉄道のスペイン企業受注に絡み、多額の賄賂を手にした嫌疑、また妾に６５００万ユーロの巨額贈与を行ったりと、具体的な怪しい容疑が次々と明るみに出てスペイン検察庁は最高裁判所の指示で種々の嫌疑に関し６月以降、調査を開始している。

昨日、スペイン王宮と、カルロスは声明を発しカルロスが国外に移住すると発表。

どこの国か、何時退去かは、明らかにしていない。

これで幕引きとなるのか。

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