北アイルランド問題:最後の大嵐 [連載ー英国EU離脱交渉]
英国のEU離脱は本年末にファイナルとなる。
双方とも離脱後の新しい通商関係につきギリギリの協議が続いている。
しかし、ここに問題が生じた。
英国は協議が不調で、離脱後のEUとの関係が”無協定”となった場合、北アイルランドに関して、これまで合意のある、”北アイルランド議定書”に定められた”特例”-即ち、北アイルランドは英国離脱後も EU規則を準用する、とする合意を反故にして、英国規則を準用するとする新法案を議会に諮っている。
EUはこの動きを捉えて”北アイルランド議定書”違反、即ち、国際協定違反だと強硬に新法案の撤回を求めている。
英国は、国際協定に違反する国内法を議会で成立させることは主権行為だと、撥ね付けている。
その上、面倒がある。
新法では”無協定”状況となるとアイルランドと北アイルランド間に税関、出入国管理が復活し、双方長年の武力衝突を解決して、国境に、障害を設けないとする和平合意―グッドフライデイ合意―にも反することとなる。
双方にらみ合ったままだが、時間が無い。
バイロン
双方とも離脱後の新しい通商関係につきギリギリの協議が続いている。
しかし、ここに問題が生じた。
英国は協議が不調で、離脱後のEUとの関係が”無協定”となった場合、北アイルランドに関して、これまで合意のある、”北アイルランド議定書”に定められた”特例”-即ち、北アイルランドは英国離脱後も EU規則を準用する、とする合意を反故にして、英国規則を準用するとする新法案を議会に諮っている。
EUはこの動きを捉えて”北アイルランド議定書”違反、即ち、国際協定違反だと強硬に新法案の撤回を求めている。
英国は、国際協定に違反する国内法を議会で成立させることは主権行為だと、撥ね付けている。
その上、面倒がある。
新法では”無協定”状況となるとアイルランドと北アイルランド間に税関、出入国管理が復活し、双方長年の武力衝突を解決して、国境に、障害を設けないとする和平合意―グッドフライデイ合意―にも反することとなる。
双方にらみ合ったままだが、時間が無い。
バイロン
2020-09-11 07:02
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